デフリンピックの魅力 選手が子どもたちにPR 東京 武蔵野

2年後に東京で開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」を前に、選手が武蔵野市の小学校を訪れ、子どもたちに競技の魅力をPRしました。

デフリンピックは、4年に1度開かれる聴覚障害のある人たちの国際スポーツ大会で、2年後の2025年に100周年の記念大会として東京で開かれます。
これを前に28日、デフサッカーの選手3人が武蔵野市の境南小学校を訪れ、子どもたちに競技の魅力をPRしました。
選手たちは、笛の代わりに旗を使って、試合の終わりを知らせることや、試合中、手話やアイコンタクトでコミュニケーションを取ることなどを教えていました。
このあと、子どもたちは耳栓をつけて試合をし、身ぶり手ぶりで仲間とコミュニケーションを取りながら、ゴールを目指しました。
選手たちは「競技の存在を伝えられてよかった」とか「子どもたちに元気をもらえました」などと手話を交えながら取材に応じました。
デフサッカーを体験した小学4年生の若林純平さんは「ジェスチャーとサッカーをあわせたようで難しかった。2年後、会場やテレビで応援したい」と話していました。