千葉市役所の新庁舎が完成 竣工式 全面的な開庁は6月の予定

老朽化で建て替えが進められてきた千葉市役所の新しい庁舎が完成し、竣工式が行われました。

千葉市の庁舎は建設から50年以上たつことから同じ敷地内で建て替えが進められて完成し、18日、竣工式が開かれました。
完成した新庁舎は11階建ての「高層棟」と、木目調のラインが印象的な7階建ての「低層棟」がL字型に配置されています。
このうち、高層棟には災害時の司令塔となる「危機管理センター」が入っていて、大型モニターで被災状況や気象情報などを確認しながら対応できるようになっています。
一方、低層棟には千葉市議会の本会議場などが入っているほか、7階の屋上には庭園が設けられ、市民も自由に利用できるようになっています。
神谷俊一市長は「質の高い行政サービスを提供し、市民の期待に応えていきたい」と述べました。
新庁舎に移る作業は順次進められ、全面的に開庁するのはことし6月の予定です。