埼玉県越生町の観光協会が飯盛山の新たな眺めをPRヘ

「ハイキングのまち」として地域おこしを進める埼玉県越生町の観光協会が町内にまたがる飯盛山で、山頂付近の木を伐採したところ、八ヶ岳連峰などが見られるようになり、今後、案内板を設置してPRしていくことにしています。

越生町では、地元の観光協会が多くの人を呼び込もうと去年人気投票で、町に関わる山や峠などを「越生10名山」として定めました。
この山々からの景色を楽しんでもらおうと、観光協会は先月、10名山の1つで町内にまたがる標高795メートルの飯盛山で、山頂付近の木を伐採しました。
地元の人たちが電動のこぎりやロープで高さ20メートルほどのけやき26本を伐採したところ、頂上付近から、八ヶ岳連峰の赤岳や横岳などが見られるようになったということです。
観光協会によりますと、八ヶ岳連峰を見られる場所は埼玉県では珍しいということで、観光協会では、今後、案内板を設置してPRしていくことにしています。
越生町観光協会の大沢昌文事務局長は「八ヶ岳連峰まで見えたので驚きました。多くの人に楽しんでもらえる観光名所にしたいです」と話していました。