“オニ公園”で地域の子どもたちが豆まきを楽しむ 東京 立川

節分の日にあわせて「オニ公園」として親しまれている東京・立川市の公園で地域の子どもたちが豆まきを楽しみました。

東京・立川市にある錦第二公園は、「街の鬼門を守り、災いを防ぐ」という思いを込めて設置された高さ5メートル40センチの大きな口を開けた赤い鬼の滑り台がシンボルで、通称「オニ公園」として多くの子どもたちに親しまれています。
節分の日の3日は、地元のNPOが主催して節分のイベントが行われました。
公園には小学生以下の子どもたちおよそ200人が集まり、鬼にふんした地元のアイドルグループの女性に「鬼は外、福は内」と声を上げながら豆を投げていました。
このNPOは、ふだんから食物アレルギーや発達障害がある子どもやその保護者などに支援を行っていてこうしたイベントをきっかけに活動を広げていきたいとしています。
参加した6歳の女の子は「楽しかった。鬼を追い出して、おうちに福を入れたいです」と話していました。
40代の母親は「コロナでこうしたイベントになかなか参加できなかったので子どもがいろんなことを経験できてよかったです」と話していました。
NPO「ダイバーシティコミュ」の石橋由美子さんは「わたしたちの活動を知ってもらうとともにこうした伝統的な催しを通して多くの人がつながってほしい」と話していました。