神奈川県内在住の未就学女児 新型コロナによる急性脳症で死亡
神奈川県は20日、県内に住む5歳以下の未就学の女の子が、今月12日に新型コロナウイルスによる急性脳症で死亡したと発表しました。
女の子に基礎疾患はなかったということです。
県によりますと、死亡した女の子は5歳以下の未就学児で、今月10日に発熱の症状があり、翌日に小児科の外来を受診して新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。
この時には発熱以外の症状はなく、帰宅しましたが、12日の未明にけいれんを起こし、救急搬送されました。
病院に着いた時点で意識がなく、40度以上の熱があり、血液中の酸素の値は70%台だったということで、午前9時半ごろに死亡が確認されました。
女の子に基礎疾患はなく、死因は新型コロナウイルスによる急性脳症でした。
神奈川県内では、新型コロナに感染した10歳未満の子どもの死亡は7人になりました。