横浜市 市立の学校全クラスにCO2モニター設置へ

新型コロナとインフルエンザが同時に流行する地域が増える中、横浜市は市立の学校の全てのクラスに、二酸化炭素の濃度を測る装置を設置することになりました。
濃度はインターネットでも公開することにしていて、適切な換気を通じて感染拡大防止につなげたいとしています。

横浜市では年末の時期にインフルエンザと新型コロナそれぞれで学級閉鎖が起きています。
新学期での感染拡大を防ごうと、市は507ある市立の小学校から高校、それに特別支援学校のすべてのクラスに、二酸化炭素濃度の測定装置を設置し、換気を促すことにしました。
また、濃度の状況についてはすべての装置ではないものの、学校ごとにデータを抽出し、専用のWEBサイトでリアルタイムで公開するということです。
山中竹春市長は「コロナとともに、インフルエンザの感染者数も徐々に上昇している。CO2モニターを利用し適切な換気行動を行うことで感染症対策につなげていきたい」と話していました。