ウクライナから避難の子どもたちが一足早いクリスマス会 東京
ウクライナから避難している子どもたちが集まって、都内で、フィンランドから訪れたサンタクロースと一緒に、一足早いクリスマス会が開かれました。
このイベントは、日本に避難しているウクライナの人たちの支援に取り組む団体が子どもたちを元気づけようと企画したものです。
15日夜のイベントには、ウクライナから避難し、東京や神奈川県などに住む、およそ30の家族が参加しました。
はじめに、赤い衣装に白く長い口ひげを蓄えた本場フィンランドの財団公認のサンタクロースが現れると、子どもたちは大喜びで出迎えました。
そして子どもたちは列を作り、サンタクロースに自己紹介をしたり、ほしいプレゼントの絵を描いたクリスマスカードを渡したりしたあと、記念撮影を行いました。
このあと、一足早いクリスマスプレゼントが手渡されると、子どもたちは、「ありがとう」とうれしそうに受け取っていました。
参加した子どもの母親は「子どもたちが喜んでいてうれしいです。さみしいときに、ウクライナ人に会い、ウクライナ語で話せて感謝しています」と話していました。
企画した「ウクライナ心のケア交流センター」の浮世満理子代表は「日本に避難してきて初めてのクリスマスなので、少しでもさみしさやつらさを和らげたいと思い、開催しました。今後も日本人としてできることを考えていきたい」と話していました。