東京都 不登校の子ども支援 仮想空間を活用し学びの場提供へ

東京都は、増えている不登校の子どもたちを支援しようと、仮想空間を活用して学びの場を提供する取り組みを始めることになりました。

この取り組みは、民間の会社が開発したインターネット上の仮想空間を活用し、不登校の子どもや、日本語教育を必要とする在日外国人の学びの場をつくろうと都が行います。
仮想空間では、子どもたちが自分の分身のアバターで学校に通って授業を受けたり、ほかの子どもたちと会話を楽しんだりできるほか、プライバシーが守られた状態で都の支援員に相談できる場所も設けられています。
国のまとめでは、都内で昨年度、不登校だった公立の小中学生の数は2万1000人余りと過去最多となっていて、こうした子どもたちへの支援が急務となっています。
この取り組みについて都教育庁の江川徹主任指導主事に、仮想空間で話を聞きました。
江川さんは「子どもたちはゲームなどを通じて仮想空間に親しみがあるので、いきなり学校へ通うよりもハードルが低い。この取り組みを活用して学びや会話の機会の確保につなげたい」と話していました。
都は、新宿区の教育支援センターに通う子どもたちを対象に来年3月まで取り組みを行い、効果を検証したうえで、ほかにも対象を広げるかどうか検討することにしています。