“ここは九十九里”海岸に新名所のオブジェ 千葉 九十九里町

美しい砂浜で知られる千葉県九十九里町の海岸に新たな観光スポットを作ろうと巨大なオブジェが完成し12日、お披露目されました。

完成したのは、九十九里をイメージして数字の「99」をかたどり、赤や青などでカラフルにペイントされた高さおよそ3メートルの金属製のオブジェです。
12日は片貝中央海岸で記念の式典が開かれ、地元の園児たちが踊りを披露するなどして完成を祝いました。
九十九里町の海岸は美しい砂浜が続く九十九里浜の中央に位置する人気の観光スポットですが、SNS上では「砂浜が続きすぎてどこだかわからない」などという声もあり、町がシンボルとなるオブジェの設置を検討していました。
オブジェはCDジャケットなどを手がける都内のデザイナーが考案し、公募で寄せられた20余りのデザインの中から選ばれたということです。
九十九里町観光協会の林武徳会長は「このオブジェがあれば『九十九里町』だとすぐにわかってもらえると思います。記念写真を撮りに訪れてほしいです」と話していました。