多摩モノレール 東大和〜瑞穂町 2030年代半ば開業目指す

多摩都市モノレールの東大和市から瑞穂町までの延伸について、都は、2030年代半ばの開業を目指すことを明らかにしました。

これは、8日行われた都議会の一般質問で小池知事が明らかにしました。
多摩都市モノレールの延伸をめぐっては、現在、北側の終点になっている東大和市の上北台駅から瑞穂町までのおよそ7キロの区間を延伸する計画の素案がまとまっています。
都内の区や市のなかで、唯一、鉄道の駅がなかった武蔵村山市に少なくとも4つの駅ができることなどから地元では早期の開業を求める声があがっていました。
都によりますと、環境アセスメントの手続きに入ったことから、開業時期が見えてきたということで、早ければ着工は3年後、工事が終わるのは13年後の2035年になる見通しだということです。
小池知事は「都内で唯一、鉄道駅のない市において利便性が飛躍的に向上するとともに、多摩地域の活力や魅力をさらに高めることができる。引き続き、多摩地域における公共交通ネットワークの充実を図っていく」と述べました。