羽田空港国際線ターミナル直結の商業施設でテロを想定した訓練

羽田空港の国際線ターミナルに直結する大規模商業施設が近く開業するのに合わせ、化学物質によるテロを想定した訓練が行われました。
来年のG7サミット=主要7か国の首脳会議に向け、警視庁は民間と連携して警戒を強化する方針です。

訓練は、羽田空港の国際線ターミナルに直結する大規模商業施設「羽田エアポートガーデン」が来年1月に全面開業するのに合わせて行われ、警察や施設の職員などおよそ100人が参加しました。
訓練では、化学物質が入ったペットボトルを床に置いた男が、突然、刃物を振り回して暴れ出したため、警備員などが利用客に避難を呼びかけ安全な場所まで誘導していました。
このあと警察官がさすまたを使って容疑者を取り押さえたうえで、警視庁のテロ対策部隊が倒れた人を搬送したり、専用の資機材でペットボトルを回収したりする一連の手順を確認していました。
来年、広島で開かれるG7サミットに向け、警視庁は空港や商業施設など、多くの人が集まる場所で民間と連携してテロへの警戒を強化する方針です。
施設を運営する住友不動産商業マネジメントの山本直人社長は「東京の玄関口の施設として多くの人の利用が見込まれるため、警察と協力しながら十分なテロ対策に努めたい」と話していました。