日本への難民・移民 祖国の料理や音楽紹介の催し 埼玉 川口

日本で暮らす難民や移民が、祖国の伝統料理や音楽を地域の人たちに紹介する催しが、埼玉県川口市で開かれました。

この催しは、難民や移民の支援を行う複数の団体が共同で開いたもので、川口市のJR川口駅近くの公園には18のテントが設けられ、料理や民芸品などが展示・販売されました。
このうち、軍によるクーデターで混乱が続くミャンマー出身の女性たちのテントでは、ふるさとの食卓でおなじみだという、干しエビやタマネギを使った手作りの赤いふりかけが販売されました。
また、別のテントでは、アフガニスタンの政権崩壊にともない、1年ほど前に家族とともに日本にやってきた女性が手作りした、アフガニスタン風のドーナツも販売されていて、訪れた人たちが次々と買い求めていました。
会場では、民族衣装などに身を包んだクルド人の子どもたちが小指をつないで伝統の踊りを披露し、大きな拍手が送られていました。
ミャンマー出身で販売を担当したマキン・サンサン・アウンさんは「お客さんがいっぱい来てくれてよかった。ミャンマーの人たちは自由がなく苦しんでいるので、忘れずに、ミャンマーのことも覚えていてほしい」と話していました。
支援団体の1つの温井立央代表は「当事者とふれあうことでいろんな国籍の方が住んでいると知ってもらい、そこから関心が広がって難民や移民の背景も理解してもらえれば」と話していました。