国内3種類目のマリモと判明 甲府の住宅の水槽で発見

日本でこれまで確認されていなかった国内で3種類目となるマリモが、甲府市の住宅の水槽で見つかったと国立科学博物館が発表しました。

国内のマリモは、北海道の阿寒湖などの「マリモ」と富山県の「タテヤママリモ」の2種類が確認されていましたが、3年前、甲府市の住宅の水槽で大量に発生したマリモが2種類とは形が異なったことなどから、国立科学博物館が遺伝子を解析するなど詳しく調べていました。
その結果、2種類と遺伝子配列が異なり、スリランカで最初に見つかったマリモの配列と一致したということで、博物館は国内で3種類目だと発表しました。
水槽には、魚の産卵のために本栖湖で採取した二枚貝が入れられていて、貝に付着していた藻から発生したと考えられるということで、「モトスマリモ」と名付けられました。
水槽を所有する男性は「糸状の藻がだんだんと丸くなって多くのマリモが発生した。研究結果を聞いてビックリしている」と話していました。
国立科学博物館植物研究部の辻彰洋研究主幹は「国内3種類目とわかり、うれしかった。本栖湖でどのような状態でいるのか潜水調査をして、さらに研究を進めたい」と話しています。