JAXA 宇宙に関心を持ってもらうイベント 茨城 つくば

茨城県つくば市にあるJAXA=宇宙航空研究開発機構の筑波宇宙センターで、宇宙に関心を持ってもらおうというイベントが開かれました。

12日、新型コロナの影響で3年ぶりにつくば市の筑波宇宙センターで開かれたイベントは入場者数を制限して行われました。
このうち、国際宇宙ステーションで活動した経験のある宇宙飛行士、金井宣茂さんの講演では、日本人宇宙飛行士が初めて宇宙に行ってから30年が経過したと説明した上で、金井さんは「次は後輩たちと一緒に宇宙に行って彼らの活躍をサポートしたい」と話していました。
このほか、宇宙ステーションに物資を補給する輸送船について紹介するゲームコーナーも設けられ、訪れた子どもたちはディスプレーに表示された輸送船をコントローラーで操作して、宇宙ステーションにドッキングさせて楽しんでいました。
東京から訪れた小学3年生の女の子は、「宇宙が好きなのですごく楽しい。将来は宇宙に関係する仕事をしたい」と話していました。
JAXA筑波宇宙センターの寺田弘慈所長は、「宇宙開発の技術が実現していくワクワク感を感じてほしい」と話していました。