発熱外来設置するクリニック “検査キットや解熱剤の準備を”

新型コロナウイルスの感染が全国で拡大傾向にある中、発熱外来を設置する東京都内のクリニックでは、今月に入って受診に訪れる人が増えていて、医師は重症化リスクの低い人に対し、抗原検査キットで検査を行い自宅療養をするという国の対策を理解したうえで、検査キットや解熱剤などの準備をしておいてほしいと呼びかけています。

東京・杉並区のクリニック、「たむら医院」では、通常の診察室とは別に屋外の通路に発熱外来を設けていて、11日も午前中だけで1歳から81歳までの男女合計13人が検査を受け、10人の感染が確認されました。
クリニックでは先月は一日の感染者数が多いときでも8人でしたが、今週は10人以上の日が続いています。
感染が確認された人の多くは「第7波」で感染しておらず、オミクロン株の「BA.5」に感染した人がほとんどと見られる一方、オミクロン株の変異ウイルス、「XBB」に感染した疑いがある人もいたということでした。
インフルエンザの同時流行も懸念される中、クリニックは、重症化のリスクがある子どもや高齢者などが受診できるよう、重症化リスクの低い人に対し、抗原検査キットで検査を行い自宅療養をするという国の対策を理解したうえで、検査キットや解熱剤などの準備をしておいてほしいと呼びかけています。
田村剛院長は「必要な人がすぐに受診できるように、自分自身がどのような流れで検査するのが望ましいのか確認しておくなど、協力をお願いしたい」と話していました。