自動運転の車と最先端技術 効率的医療実証実験 神奈川 藤沢

自動運転の車で病院に向かう途中、血圧や心拍数を計測して病院と共有するなど最先端の技術を組み合わせた医療に向けた実証実験が神奈川県藤沢市で始まりました。

実験は、医療の研究を行う「湘南ヘルスイノベーションパーク」で大手商社や病院などが4日から始めました。
最先端の技術を組み合わせたさまざまな実証実験などには、未来のテクノロジーと医療などについて考えてもらおうと、市民が参加しています。
このうち、自動運転の技術とインターネットのクラウドサービスを用いた実証実験は、自動運転の車で自宅から病院に向かう途中で患者のデータを計測して迅速に病院と共有することが狙いです。
参加した市民は運転席やハンドルがない車に乗り込み、時速20キロほどで10分間走行する間に、専用の機器で血圧や心拍数を計測していました。
計測されたデータは患者が到着するまえに、クラウドを介してすぐさま病院に届く仕組みで、診察の効率化や迅速化につながることが期待されているということです。
実験に参加した70代の男性は「車内での診察が実現されれば便利だと思いました」と話していました。
三菱商事都市開発本部の曽我新吾総括マネージャーは「市民から意見をいただき新しいサービスにつなげていきたいです」と話していました。