通園バスでの置き去り防止へ 装置の実証実験 神奈川 厚木

先月、静岡県の認定こども園で3歳の女の子が通園バスの車内に取り残され死亡した事件を受け、都内の企業が開発しているAIを搭載したカメラが車内で園児を認識するとアラートのメールを送る装置の実証実験が神奈川県厚木市で行われました。

この装置は、都内にあるAIの画像認識サービスを行う企業などが連携して開発していて車内に取り付けたAIを搭載したカメラが園児の画像を認識すると、スマートフォンにアラートのメールを送り、置き去りを防ぐ仕組みです。
12日は、認定こども園に協力してもらい、通園バスから降りる際、4人の園児のうち、1人が寝てしまい車内に取り残されるという想定で実証実験が行われました。
実験では取り残された園児が起きると、カメラが園児を認識し、数分後、車外にいる担当者のスマートフォンにアラートのメールが送られてきました。
メールには、車内の映像も添付されていて、職員が駆けつけ、園児を車外に連れ出していました。
実験に協力した認定こども園を運営する「厚木田園学園」の小澤俊通理事長は「通園バスはチェック項目があり担当者が徹底しているが、こうした装置で補完することができればよいと思う」と話していました。
装置を開発している「インテリジェンスデザイン」の末廣大和取締役は「開発は装置の精度などを高める段階に入っていて、来年春の実用化を目指したい」と話していました。