誰もが楽しめるバリアフリー演奏会 横浜

障害のある人や小さな子ども連れにも周囲を気にせずに生演奏を楽しんでもらおうというピアノコンサートが10日横浜市で開かれ、訪れた人たちが思い思いにリズムをとりながら楽しみました。

「バリアフリーコンサート」と名付けられたこのピアノコンサートは、車いすを使う人や音が鳴る医療器具をつけた人、それに小さな子ども連れでも周囲を気にせずに生演奏を楽しんでもらおうと開かれ、横浜市栄区のホールにはおよそ120人が訪れました。
コンサートでは、秋の季節をテーマに、「やきいもグーチーパー」や「大きな栗の木の下で」といった童謡などおよそ20曲が演奏され、訪れた人たちはリズムに合わせて思い思いに手拍子をしたり体を揺らしたりして音色を楽しんでいました。
脳にまひがある20歳の息子とともに神奈川県鎌倉市から訪れた50代の女性は「息子はふだんから音楽を聴くことが大好きですが、使っている車いすが大きいので行けるところが限られていました。こうしたコンサートで生の演奏を体感できてすてきな時間を過ごせました」と話していました。
主催した、ピアニストの斎藤守也さんは、「子どもの泣き声など客席から聞こえてくるさまざまな音も含めてひとつなった、あたたかい音楽となり、私もとてもうれしかった。楽しみにしてくれる人たちのためにも今後も続けていきたい」と話していました。