新宿駅周辺の再開発で小田急百貨店新宿本館が閉館

新宿駅周辺の再開発に伴い、小田急百貨店の新宿店本館は高層ビルへの建て替えに向けて2日、現在の建物での営業を終え閉館しました。

新宿駅周辺は1960年代の高度経済成長期に整備が行われてから半世紀あまりがすぎ、建物が老朽化していることなどから、都などは駅や周辺の一体的な再編整備を進めています。
このうち、西口にある小田急百貨店の新宿店本館は再開発に伴い4日から隣接する商業施設に移るため、2日が現在の建物での最後の営業日となりました。
多くの人が解体される前に写真に収めようと足を止めていたほか、館内は買い物をする大勢の人でにぎわっていました。
そして、営業終了の際には大勢の人が集まり、「ありがとう」といった声が出るなか、55年の営業を終えて閉館しました。
訪れた65歳の男性は「5歳のころから来ていたので思い出があるし、この建物がなくなるのはさみしいです。新宿という街がどのように変わっていくのか楽しみです」と話していました。
跡地には2029年度にオフィス機能と商業機能を備えた地上48階、高さ260メートルと東京都庁よりも高い高層ビルが完成する予定です。
新宿駅周辺の再開発事業は2040年代の実現を目指して進められ、今後、ほかの百貨店やビルなどの建て替えも行われるほか、東口と西口を結ぶデッキが設けられる計画です。