旧渋沢邸「中の家」 屋根瓦ふき替えで寄付募る 埼玉 深谷市

「近代日本経済の父」と呼ばれる実業家・渋沢栄一の出身地、埼玉県深谷市にある旧渋沢邸で屋根瓦のふき替えが行われていて、市は費用の一部を寄付でまかなうことにしています。
寄付した人には瓦に名前を記すことができる特典が設けられています。

渋沢栄一の生まれた場所にある「中の家」と呼ばれている旧渋沢邸の母屋では、来年4月までかけて耐震補強工事が進められています。
市は、このうち屋根瓦のふき替え費用の一部、1000万円をクラウドファンディングによる寄付で募っていてます。
1万円以上寄付した人には瓦の裏側に名前を記すことができるほか、その瓦の写真を市のホームページに掲載できる特典が設けられています。
募集期間は来月21日までです。
瓦はおよそ1000枚用意され、希望すれば書道の専門家や地元高校の書道部員に名前を書いてもらうこともできるということで、市は地元の偉人にいっそうの誇りや愛着を持ってほしいとしています。
深谷市渋沢栄一記念館の澁澤武雄館長は「栄一さんが親しく立ち寄った今も残る数少ない貴重な文化財なので、多くの方に参加していただきたい」と話しています。