腕に障害がある中学校の教諭が体験語る授業 埼玉 蓮田

去年の東京パラリンピックの閉会式でパフォーマンスを披露した腕に障害がある埼玉県蓮田市の中学校の教諭が、生徒たちに自分の体験を語る授業を行いました。

この授業は蓮田市立南中学校で2年生の総合学習の時間に行われました。
ことし国語の教諭として赴任した秦優人さんは生まれたときから左腕がないなどの障害があり、大学生だった去年、東京パラリンピック閉会式のパフォーマンスのメンバーの1人に選ばれ、義手のように腕に装着してギターのように演奏する楽器でパフォーマンスを披露しました。
秦さんはおよそ120人の生徒を前に自分の生い立ちや体験を語り、「『障害は周囲の理解があって初めて個性になる』とある人に言われて、障害を前向きにとらえるようになった。何かができない人がいても理由があるかもしれないと、想像力を持って接するようにしてほしい」と話しました。
授業のあと生徒は「障害者について考えることがありませんでしたが、困っている人がいたら支援していきたい」と話していました。
秦さんは「生徒たちが楽しく中学校生活を過ごせるように手助けしていきたい」と話していました。