「福田村事件」から99年 犠牲者を追悼する式典 千葉 野田

大正12年、関東大震災直後の千葉県で行商に訪れていた一行が地元の自警団に襲われ9人が殺害された事件から99年となる6日、犠牲者を追悼する式典が千葉県野田市で開かれ黙とうがささげられました。

関東大震災の直後の大正12年9月、現在の千葉県野田市、当時の福田村で香川県から訪れていた薬の行商の一行が当時、迫害を受けていた朝鮮人と疑われたことをきっかけに地元の自警団から暴行を受け9人が殺害されました。
この「福田村事件」から99年となる6日、犠牲者を追悼する式典が現場近くの慰霊碑で開かれました。
参加した人たちは花を手向けて黙とうを捧げていました。
事件を語り継ぐ活動を行う市民グループの市川正廣さんは「事件の背景となった差別や偏見は99年がたった今も、ヘイトスピーチなどとして残っている。歴史を学び、二度と悲劇を繰り返してはいけない」と話していました。