農業用ハウスから収穫前のメロン250個盗まれる 茨城 鉾田

メロンの出荷量が全国一の茨城県鉾田市で31日、収穫前のメロンおよそ250個が盗まれていたことが警察や被害にあった農家への取材で分かりました。
茨城県内では先月からメロンや梨が盗まれる被害が相次いでいて警察はパトロールを強化しています。

被害にあった鉾田市の農家によりますと、31日午前6時ごろ、作業をするため農業用ハウスに入ったところ、栽培していたメロンおよそ250個が盗まれているのに気づきました。
はさみを使わずに手でメロンをもぎ取ったような跡があり、被害はおよそ25万円分に上るということで、警察は、窃盗事件として捜査しています。
被害にあった農家の男性は「盗まれたメロンはまだ収穫時期ではない甘くない状態のものでした。見つけたときは『ああ、やられたか』と思いました。悔しい思いでいっぱいです」と話していました。
警察によりますと茨城県内では鉾田市で先月、メロンやスイカが盗まれる被害が今回の事件も含めて少なくとも8件確認されているほか、つくば市や下妻市で大量の梨が盗まれるなど被害が相次いでいます。
警察は、夜間のパトロールを強化するとともに見回りなどの対策を呼び掛けています。

関東甲信越地方ではことし、桃や梨、スイカ、ぶどうなど、収穫前の果物が盗まれる被害が相次いでいます。
山梨県では桃やぶどうなどの果物が収穫直前に大量に盗まれる被害がことし6月中旬から相次ぎ、先月1日までにあわせて37件、被害はおよそ750万円分に上っています。
また、栃木県では、去年1年間で16件だった果物の盗難事件が、ことしは先月15日までに21件発生し、被害は170万円以上に上っているということです。
果物の盗難事件をめぐっては茨城県内で梨を盗んだなどとして1日までに3人が逮捕されました。
ただ、被害の広がりや規模などから警察はほかにも複数のグループが盗難に関わっているとみて警戒を強めています。