フードバンクの需要が急増 寄付を呼びかけ 宇都宮

新型コロナウイルスや物価高騰の影響で無償で食料品を提供するフードバンクの需要が急速に高まり、運営するNPO法人はこのままでは食料品が枯渇しかねないとして広く寄付を呼びかけています。

寄付を呼びかけているのは宇都宮市で食料品を無償で提供する活動を行っているNPO法人、「フードバンクうつのみや」です。
NPOによりますと、生活が困窮した人が食料品を求めて訪れるケースは新型コロナウイルスの感染が拡大し始めたおととしから急速に増え、ことしに入ってからは物価高騰の影響も加わり、先月は265件と、前の年のおよそ1.4倍に上っています。
訪れる人の中には新型コロナの影響で失業したという人や仕事をかけもちしても物価高騰の影響で食料品が買えないと訴える人もいるということです。
こうした急速な需要の高まりから缶詰やレトルト食品を中心に食料品が枯渇しかねない状況だということです。
NPOでは必要としている人に食料品を届けるため食材が余るなどしていたら寄付してほしいと呼びかけています。
「フードバンクうつのみや」の牧岡健さんは「食料品の在庫が一日分しかないほど少なくなっている。食料品、運営費のどちらも枯渇しているので皆さんの寄付をお願いしたい」と話しています。