房総半島特産の房州うちわ作り 子どもたちが体験 千葉 館山

房総半島特産の「房州うちわ」の技法を学ぶ教室が千葉県館山市で開かれ、夏休み中の子どもたちがうちわ作りを体験しました。

「房州うちわ」は房総半島の南部に伝わる工芸品で、「丸柄」と呼ばれる竹の丸みを生かした持ち手と格子模様に編み込まれた「窓」と呼ばれる骨組みが特徴です。
教室は「房州うちわ」の生産業者でつくる団体がことし初めて開き、夏休み中の地元の小学生およそ10人が参加しました。
子どもたちは講師役のうちわ職人に手ほどきを受けながら、うちわの骨組みに和紙を貼り付けたり、余った骨組みを切り取ったりして仕上げの作業を体験していました。
教室では小刀を使って1本の竹から美しい骨組みを作る「割竹」と呼ばれる技法も披露され、子どもたちから歓声が上がっていました。
参加した小学4年生の女子児童は「うちわを作る難しさがよくわかりました。体験できてとてもよかったです」と話していました。
教室を開いた房州うちわ振興協議会の太田美津江さんは「『房州うちわ』の歴史を学ぶ機会になったと喜んでいます。ものづくりに興味を持ってもらえたらうれしいです」と話していました。