神奈川県 「BA.5対策強化宣言」発出

神奈川県は、新型コロナの感染拡大に対応するための対策本部会議を開き、医療提供体制がひっ迫していることなどを受け、政府が新たに導入した「BA.5対策強化宣言」を出しました。

新型コロナの感染が急拡大する中、神奈川県では2日時点で病床使用率が88%を超え、医療提供体制がひっ迫しています。
こうした中、県は2日夜開いた対策本部会議で、政府が新たに導入した都道府県が独自に感染対策を強く呼びかけることができる「BA.5対策強化宣言」を出しました。
期間は2日から今月31日までで、適切な換気や消毒など基本的な感染対策の徹底のほか、重症化リスクが低い人は発熱などの症状があっても医療機関を受診せず、自主療養することなどを改めて呼びかけています。
一方で、重症化リスクが高い高齢者などへの外出の自粛要請などの行動制限は行わず、周囲の人がうつさないようにする対策を強化します。
また、今月8日からは、県内の高齢者施設などおよそ5000か所に51万回分の抗原検査キットを配布し、職員が体調不良になった際にはすみやかに検査するなど感染の拡大防止を呼びかける方針です。
黒岩知事は、「宣言は、改めて対策の徹底が必要だと伝える大きなメッセージになる。医療崩壊を防ぐことに全力をあげたい」と話していました。