自宅療養者急増 都内の自治体には食料支援の申し込み相次ぐ

新型コロナウイルスに感染し自宅で療養する人が急増するなか、自宅療養者に食料を届ける支援事業を行っている都内の自治体には、申し込みが相次いで寄せられています。

都内では、新型コロナに感染し自宅で療養する人が急増していて、30日時点で21万8000人余りと、先月1日のおよそ12倍にのぼり、第6波のピークと比べても2倍以上となっています。
こうしたなか、都内の一部の自治体は、家に食料がなく、親族から支援を受けることなどが難しい自宅療養者に、都から物資が届くまでの数日分の食料を支援する事業を行っています。
日野市も先月26日から支援事業を再開しましたが新型コロナの感染が急拡大するなか、連日申し込みが相次ぎ、先月29日までに118人に配送しました。
1日も、市から委託された配送業者が、おかゆやゼリーなどが入った段ボールを車に積み込み、希望者の住宅に向けて出発していきました。
市では、すぐに食料を届けられるよう、毎日80人分の在庫を用意していますが、今後も申し込みが増えると補充が追いつかず、在庫がなくなるおそれがあるとしています。
日野市健康課の平敦子課長は「緊急対応として市の職員が食料を調達して在庫を補充して乗り切っている。厳しい状況だが、感染拡大を抑える一助になるよう取り組みたい」と話していました。