値上げや値上げ予定商品 1万8000品目超 動きは秋以降も

原材料価格の高騰や円安を受けて国内の主な食品や飲料のメーカーがことし、すでに値上げしたか、今後値上げする予定の商品は累計で1万8000品目を超えたことが民間の信用調査会社の調査でわかりました。
月別でみるとことし10月が最も多くなっていて値上げの動きは秋以降も続く見込みです。

民間の信用調査会社、「帝国データバンク」は国内の主な食品メーカーや飲料メーカー105社を対象に調査を行い、先月末時点での各社の値上げの動きをまとめました。
それによりますと、ことし、すでに値上げしたか、今後値上げする予定があるとしたのは8割近くにあたる81社で前回・6月末時点の調査と比べて9社増えました。
値上げの対象は、再値上げなどを含めて各社あわせて累計で1万8532品目に上り、前回の調査より3200品目余り増えて、価格は平均で14%の値上げとなっています。
月別でみるとことし10月には最も多い6000品目を超える商品で値上げが予定されていて値上げの動きは秋以降も続く見込みです。
背景には小麦や油脂などの原材料価格の高騰や、原油価格の上昇による物流費や包装資材などの値上がり、さらに急激な円安による輸入コストの増加があるということです。
品目別に見ると、ハムやソーセージ、冷凍食品などの「加工食品」が、7794品目と最も多く、平均16%の値上げとなります。
次いで、ドレッシングやマヨネーズなどの「調味料」は4350品目で平均14%の値上げ、「酒類・飲料」は3732品目で平均15%の値上げ、「菓子」は1192品目で平均13%の値上げとなっています。
信用調査会社は「これまでに値上げされた商品で再値上げや再々値上げする動きが秋以降に集中していて値上げの幅も拡大している。記録的な『値上げの秋』になりそうだ」としています。