荒川氾濫に備えバスなどで高齢者が避難する訓練 東京 板橋区

東京・板橋区で、荒川が氾濫した場合に備えて、バスやタクシーを使って高齢者が避難する手順を確認する訓練が行われました。

避難訓練が行われたのは東京・板橋区の新河岸地区で、近くを流れる荒川が氾濫した場合、ほとんどの区域で深さ5メートル以上の浸水が想定されています。
3日は、川が氾濫する前に高齢者が迅速に避難できるようにバスやタクシーを使って避難する訓練が行われ、地元の人たちおよそ100人が参加しました。
参加した高齢者らはまず近くの小学校に集まり、自主防災組織の担当者が逃げ遅れている人がいないか名簿で確認していました。
このあと高齢者らはあわせて8台のバスとタクシーに乗って、避難所に指定されている3キロほど離れた別の小学校に移動していました。
参加した女性は、「訓練を通じて、災害の時は、みんなで協力することが大切だと感じました」と話していました。
この地区の自主防災組織は、今後、時系列に沿って災害時に取るべき行動を記した一覧表を作って、地域で共有することにしています。
「いたばしコミュニティ防災新河岸地区」の小原寛代表は、「荒川が氾濫すると行政だけに頼るわけにいかないので、住民どうしで助け合い、避難したいと思います」と話していました。