東京都内 熱中症の疑いで80人病院搬送 うち27人中等症
東京消防庁などによりますと、都内では28日午後3時までに熱中症の疑いで0歳から97歳までの男女80人が病院に搬送されました。
このうち27人が中等症、53人は軽症で、重症の人はいないということです。
一方、警視庁や東京都監察医務院によりますと、3日前の今月25日には東京・豊島区の住宅のベランダでこの家に住む80代の女性が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡しました。
その後、死因は熱中症の疑いだったことが分かったということです。
この日の東京都心の最高気温は35.4度でした。
29日以降も厳しい暑さが続く見込みで、東京消防庁などは我慢せずに冷房を使用し、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、屋外で人と2メートル以上距離が確保できる場合はマスクを外すなどして対策をとるよう呼びかけています。