世田谷区 IT企業元幹部を副区長に起用 効率的業務推進

東京23区で人口が最も多い世田谷区は、IT企業の効率的な業務推進を区役所業務にも取り入れて住民サービスを向上させようと、IT企業「サイボウズ」の元幹部を、今月副区長に起用しました。

世田谷区の保坂区長は3人目となる新たな副区長に、みずほ銀行に勤務したあと、IT企業「サイボウズ」で執行役員などをつとめた松村克彦氏(57)を今月、起用しました。
松村氏は働き方改革など、「サイボウズ」で培った効率的な業務推進のノウハウをいかし、福祉や教育などでの地域の課題解決にも取り組んできたということです。
世田谷区によりますと、IT企業出身の副区長起用は、23区で初めてとなり、松村氏はデジタル技術を活用して行政などの仕組みを変革する「DX=デジタル・トランスフォーメーション」などを担当するということです。
そして行政サービスの手続きのオンライン化や職員のテレワークやオンラインツールの導入、オープンデータを活用した政策立案と庁内の業務効率化などを推進してもらうことにしています。
松村氏は「自分自身が、行政側に身を置いて、主体者として、問題解決に当たれることに、わくわくしている」と抱負を述べました。