東京 板橋区 3日からノババックスワクチンの集団接種始まる

国内で4種類目の新型コロナワクチンとなる、ノババックスワクチンの集団接種が、東京・板橋区で3日から始まりました。

ノババックスのワクチンはファイザーやモデルナとは異なる仕組みで、これまでのワクチンでアレルギー反応が出た人や、2回目まではアストラゼネカを打った人などが接種すると想定されています。
都内では東京都の大規模接種会場のほか、品川区、板橋区、葛飾区、多摩市の4つの自治体で接種が行われ、このうち板橋区では3日から接種が始まりました。
3日は事前に予約したおよそ150人が区内の集団接種会場で問診のあと接種を受けていました。
区によりますと、3日は予約できる枠の9割が埋まっていて20代から40代までの比較的若い世代の予約が目立つということで、アレルギーがあってこれまで接種を控えていた人などが訪れていました。
初めて接種したという40代の男性は「接種をためらっていたが、副反応が少ないと聞いて受けにきました」と話していました。
板橋区予防対策課の國枝豊課長は「副反応などの点から接種をためらっていた方にワクチンの選択肢があるということを知っていただきたいです」と話していました。

ノババックスのワクチンについて国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授は「ノババックスのワクチンは『mRNA』を使ったファイザーやモデルナのワクチンよりも副反応が少ないため、『mRNA』ワクチンでアレルギー反応を起こしてしまった人や、副反応が強く出てそれ以降の接種を見送っていた人にとっては新たな選択肢になる」としています。
また、「『mRNA』ワクチンは体内での炎症反応が強いがその分効果も高い。ノババックスのワクチンは若干効果は下がるが体にとっての刺激は弱い。それぞれの特徴を踏まえてどのワクチンを打つか検討してほしい」と話していました。
そのうえで「都内の感染者数は減少傾向にあるとはいえ極端に減ったわけではないので依然としてリスクはある。ワクチンを打って感染に備えることが重要です」と話していました。