専門家 都内の医療体制警戒レベル 1段階引き下げ

東京都内の新型コロナウイルスの医療提供体制について、都の専門家は、重症患者用の病床使用率が低下していることなどから、警戒レベルを先週から1段引き下げ、「通常の医療との両立が可能な状況である」と分析しました。

東京都は、新型コロナウイルスの都内の感染状況と医療提供体制について、専門家による分析結果を公表しました。
このうち感染状況の警戒レベルは、4段階のうち上から2番目で維持し、「拡大傾向にないが警戒が必要である」と分析しました。
専門家は「30代以下の割合が高い値で推移している。これまでは、まず若年層に感染が広がり、その後、中高年層に波及しており、全世代における基本的な感染防止対策を徹底、継続する必要がある」と指摘しています。
一方、医療提供体制については、警戒レベルを先週から1段引き下げて、4段階のうち下から2番目とし、「通常の医療との両立が可能な状況である」と分析しました。
18日時点で、オミクロン株の特性を踏まえた重症患者用の病床使用率が2.2%に低下していることなどを理由にあげています。
専門家は「感染状況と入院を必要とする患者数にあわせて、新型コロナの医療と通常医療との両立を図っていく必要がある」と指摘しています。
医療提供体制の警戒レベルが、下から2番目になるのは、ことし1月13日以来およそ4か月ぶりです。