富士急ハイランドで乗客乗せた観覧車のドア閉めずに運転

富士吉田市の遊園地、「富士急ハイランド」の大観覧車で、24日、ゴンドラに乗客を乗せたまま、ドアを開いた状態で運転が行われていたことがわかりました。

これは、富士急ハイランドが臨時の記者会見を開いて、明らかにしました。
それによりますと、24日午前10時前、大観覧車のゴンドラに乗客2人を乗せたあと、係員がゴンドラのドアを閉め忘れ、ドアが開いたままの状態で1周させてしまったということです。
この観覧車は、最も高いところで50メートルの高さがあり、12分で一周するということで、2人の乗客にけがはなく、落下物などもありませんでした。
マニュアルでは、乗客がゴンドラに乗り込んだ後、係員がドアを閉めて、外から鍵をかけることになっていましたが、当時担当していた係員はドアを閉めずにその場から離れたということです。
富士急ハイランドによりますと、12年前にも鍵をかけ忘れるトラブルがあり、その後、鍵をかけ忘れた場合にはブザーが鳴る仕組みになっていたということですが、今回、ブザーはならなかったということです。
富士急ハイランドでは、去年12月以降、ジェットコースター「ド・ドドンパ」の利用客が首などを骨折するケースが相次いでいたことがわかり、国の事故調査部会などによる調査が進められています。
富士急ハイランドの岩田大昌社長は、「信頼回復に努めているさなかにこうした事が起きたことを重く受け止め、心よりおわびします。本日からとくに安全が求められる7種類の乗り物について、安全点検が終わるまで運転を休止するとともにマニュアルや基本動作を徹底し再発防止に努めたい」と話しています。