おととしの豪雨被害 千葉県東部の一宮川流域の治水計画策定へ

おととし10月の豪雨による大規模な浸水被害で6人が死亡するなどした千葉県の一宮川流域の治水対策を検討する協議会が開かれ、今年度末までに県や市町村が一体となって取り組むための全体計画をとりまとめることになりました。

おととし10月の記録的な豪雨では、千葉県東部を流れる一宮川は流域が広く浸水し、6人が死亡、4300棟余りの家屋が被害を受けました。
被害から来月で2年となるのを前に、一宮川の治水対策を検討する協議会がオンラインで開かれ、流域の市町村の首長や県の担当者13人が参加しました。
まず、中流から下流にかけては、県の整備計画が前倒しされ堤防のかさ上げや川幅を広げる工事が進められていることが確認されました。
特に被害の大きかった茂原市では、先月末までに15万立方メートルの水をためられる調節池が整備され、今後さらに容量を2倍以上に増やして完成する予定となっています。
一方、対策が遅れていた上流や支流についても、遊水池や調節池を整備する新たな計画を作ることや市町村が排水施設の増設などを行うことも確認しました。
そのうえで、協議会では、県や自治体が一体となって治水に取り組むための全体計画を今年度末までにとりまとめることを決めました。