五輪開幕前に 臨海部から救急艇で患者を搬送する訓練

東京オリンピックの開幕を23日に控え、競技会場が集まる臨海部から救急艇を使って患者を搬送する訓練が行われました。

救急艇は都内の団体が所有するもので、東京オリンピック・パラリンピックの大会期間中、臨海部の競技会場から熱中症などの救急患者を搬送することになっています。
船には5つの大学から派遣される医師と救急救命士がローテーションを組んで乗り組むことになっていて、23日の運用開始を前に最後の訓練が行われました。
参加した医師たちは、競技会場が集まる有明地区や青海地区で患者役を救急艇に乗せたり、船から降ろして車いすで病院に運ぶまでの手順を確認したりしていました。
救急艇を運用する、公益社団法人「モバイル・ホスピタル・インターナショナル」では、無観客となったため当初の想定よりも活動は減ると見込んでいますが、今回の取り組みを災害時の対応などにも生かしていきたいとしています。
訓練を指導した、杏林大学高度救命救急センターの笹沢俊吉医師は「大変な中でのオリンピック開催となったので、少しでも役に立てるよう頑張りたい」と話していました。