池江選手五輪代表内定 白血病を経験した人は

白血病から競泳に復帰した池江璃花子選手が東京オリンピックの代表に内定したことについて、白血病を経験した人からはみずからの体験も重ねながらその努力に思いをはせる声が上がっています。

東京・渋谷区でがん患者の声を発信するNPO「わたしのがんnet」の共同代表を務める羽賀涼子さん(50)は、高校生だった16歳の時に急性リンパ性白血病を発症しましたが、骨髄移植を受けて回復し、その後、2人の子どもを出産しました。
羽賀さんは「発病して2年ぐらいで日常生活に戻るのも大変だったはずなのに、オリンピックというのは想像を超えています。ひと言で『すごい』と思います」と話しました。
一方で、闘病中の人たちに対して「池江選手のようにがんばろう」と安易に呼びかけることはできないと言います。
羽賀さんは「自分が闘病してる時に応援の言葉をいただいたりとか励ましのことばをいただいたときに、必ずしもそれが自分の勇気になったわけではありませんでした。闘病中の人たちに軽々しくがんばれとは言えません」と話しています。
その上で「人によって治療方法も違いますし状況も年齢も違いますが、自分の経験と重ね合わせて、池江選手は本当に努力されたんだなと感じました。これからも応援しています」と繰り返し話していました。