菅内閣発足へ 拉致被害者家族は

閣僚名簿が発表されたあと、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母親の早紀江さん(84)が報道陣の取材に応じ、拉致問題担当大臣を務める加藤勝信氏から16日午後、電話があったことを明かしました。
そして「『一生懸命頑張ります』とおっしゃったので、『よろしくお願いします』と答えました。私たちのことを考えてくださっているんだなと感じました」と話しました。
その上で「私たちが望むのは『とにかく早く子どもを返してください』ということだけです。40数年もの間、娘の顔を見られず、声を聞くことができず、生殺しのような毎日です。被害者家族は高齢化し、このままでは誰も会えなくなる可能性がある。政府にはとにかく本気になって取り組んでもらいたい」と話していました。

加藤勝信氏が拉致問題担当大臣を務めることについて、北朝鮮による拉致被害者の家族会代表で、田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さん(82)は「午前中に電話があり、『やります』とはっきり言っていたので期待したい。このままでは、肉親の帰国を待っている人がみんないなくなってしまう。一刻も早く対応してほしい」とコメントしています。