葛飾区の図書館 引き続き休館に

東京・葛飾区の図書館では、国が容認したため再開に向け準備を進めていましたが、東京都が緊急事態措置を継続したことを受けて、引き続き休館することになりました。
図書館では、延長を残念がる一方、再開に向けた課題への対応を検討しています。

国の緊急事態宣言延長の中、図書館は感染防止策を取ったうえでの再開が容認されましたが、東京都の方針を受けて引き続き休館の対応をとる図書館が相次いでいて、葛飾区では13の図書館すべてて、当初6日まで臨時休館の予定でしたが、31日までの延長を決めました。
このうち区で最も多い40万冊を蔵書し、1日およそ3000人が利用する中央図書館では、窓口に透明のシートを設置し足元に間隔を保つための目印を貼ったほか、職員が本のカバーを消毒するなど、準備していました。
再開は先送りになりましたが、この図書館は千葉県との境にあり3割が区外からの利用者で、早い時期に再開してしまうと区外からの利用者が増えて混雑を招く可能性があったといいます。
このため、今後再開の際にも混雑回避が課題となっていて、館内での長時間の滞在を禁止して、インターネットなどで事前に予約された本だけを1日500冊程度数日に分けて貸し出すなどの対応をするということです。
葛飾区立中央図書館の尾形保男館長は「早く開館して欲しいという声は聞くが、安全第一なので延長はしかたない。開ける時期や状況については、近隣の自治体と合わせられるよう対応していきたい」と話していました。