医療介護の課題解決 最新機器で

医療や介護の現場で人手不足が深刻化する中、課題の解決を図ろうとAI=人工知能などのテクノロジーを生かして開発された最新機器の展示会が開かれています。

この展示会は、12日から千葉市の幕張メッセで始まり、国内外のおよそ400社が出展しました。
このうち、AIが患者の問診を支援するアプリは、東京の医師がみずから開発しました。
病院の待合室で、診察を受ける前に利用することが想定されていて、患者がタブレット端末で主な症状などの選択肢を選んで回答していくと、AIが可能性のある病名を導き出し、医師に伝える仕組みです。
AIには、およそ5万件の医学関連の論文などを読み込ませたということで、問診の効率化につながる効果が期待できるとしています。
また、都内のベンチャー企業が開発した介護現場の人手不足を補うシステムは、あらゆるものをインターネットにつなぐ「IoT」の技術を活用していて、ベッドやドアなど、さまざまな所に設置されたセンサーが高齢者の行動の異変をいち早く感知し、スタッフに知らせるということです。
愛知県から訪れた高齢者施設の男性職員は、「私の職場も慢性的に人手不足です。新しいテクノロジーが課題の解決につながってくれればと期待しています」と話していました。
この展示会は、14日まで開かれています。