2021年衆議院選挙

■衆院選のしくみ

衆議院の定員は465です。

衆議院選挙は、小選挙区と比例代表を組み合わせた「小選挙区比例代表並立制」と呼ばれる制度で行われます。定員は小選挙区が289、比例代表が176です。

小選挙区は、都道府県ごとに2から25に分けた、全国合わせて289の選挙区で選挙を行います。
有権者は候補者の名前を書いて投票し、選挙区ごとに1人の当選者を選びます。

一方、比例代表は全国を11のブロックに分けて行われます。
有権者は政党名を書いて投票します。得票数に応じて各党の議席が決まり、政党が届け出た名簿の順に当選者が決まります。

また、小選挙区に立候補した候補者が、比例代表にも立候補して候補者名簿に名前を載せることが認められています。
これを「重複立候補」と言います。
小選挙区で議席を獲得できなくても、比例代表で当選することがあります。
小選挙区で当選すれば、比例代表での当選の対象から外れます。

さらに、重複立候補する候補者を候補者名簿の同じ順位に並べることもできます。
この場合、小選挙区で当選した候補者に対して、どのくらいの得票で及ばなかったかを示す「惜敗率」が高い順に当選が決まります。

2021年衆院選トップ

(c)NHK