帯広の高校で自転車通学の高校生にヘルメット着用を呼びかけ

夏の交通安全運動に合わせ、通学や部活動などで自転車を利用する高校生たちにヘルメットの着用を促そうと、警察官らが帯広市の高校で啓発活動を行いました。

この啓発活動は、帯広警察署が17日から行っているもので、18日朝は帯広農業高校で警察官や教職員ら10人余りがチラシやうちわなどを配り、ヘルメットの着用や自転車の盗難防止のため2つ以上の鍵をかける「ツーロック」の必要性を呼びかけました。
高校3年生の生徒は、「ヘルメットは自分の身を守るために大切だと思う。ヘルメットをかぶって自転車で登校したり、友達と遊んだりしたい」と話していました。
自転車のヘルメットの着用は、去年4月に努力義務化されていますが、警察によりますと、去年の道内の着用率は、6.4%と、全国平均の13.5%を大きく下回っているということです。
啓発活動に参加した防犯ボランティアの帯広畜産大学1年生、小野寺玲奈さんは、「車とぶつかった時や転倒したときにはヘルメットが頭を守ってくれるので、ぜひヘルメットの着用をお願いします」と呼びかけていました。
この啓発活動は19日まで行われます。