浜中町 中学校の男性教諭が同僚と飲酒後に運転し検挙

道東の浜中町の中学校に勤務する20代の男性教諭が、同僚4人と酒を飲んだあと車を運転して警察に検挙され、浜中町教育委員会は教諭を自宅待機にし、処分を検討しています。

検挙されたのは浜中町の中学校に勤務する20代の男性教諭です。
浜中町教育委員会によりますと、教諭は14日午後4時から15日午前2時まで同じ中学校の同僚4人と釧路市内の飲食店4軒をはしごして酒を飲んだということです。
その後、教諭は車の中で仮眠を取り、8時間後の15日午前10時ごろ、駐車場を出て300メートルほど運転したところで警察官に呼び止められたということです。
教諭から酒のにおいがしたため、警察官が検査をしたところ、呼気から基準を超えるアルコールが検出されたことから飲酒運転の疑いで検挙されたということです。
一緒に酒を飲んでいた同僚たちも教諭が車で来ていたことは知っていたものの、酒を勧めていたということで、教育委員会は教諭を自宅待機とし、同僚からも事情を聞き取った上で、処分を検討するとしています。
浜中町教育委員会の佐藤健二教育長は「全道一丸となって飲酒運転の根絶に取り組む中、飲酒運転事案が発生したことは心よりおわび申し上げ、厳正に対処します」とコメントしています。