函館 痴漢や盗撮撲滅キャンペーン 夏はリスク高まる

夏は痴漢や盗撮被害のリスクが高まることから警察などがJR函館駅でティッシュやチラシを配って注意を呼びかけました。

北海道警察は16日から10日間、痴漢や盗撮被害の撲滅を呼びかける街頭キャンペーンを行っています。
JR函館駅では警察や渡島総合振興局の職員など7人が「痴漢や盗撮の撲滅にご協力をお願いします」などと通学する学生などに声をかけながら被害に遭わないよう注意点が記されたティッシュやチラシを配りました。
ティッシュには、歩きスマホやイヤホンをしているときは周囲への注意がおろそかになりやすいことから警戒するよう記されています。
また、チラシには周辺で不審者の情報があった場合にスマートフォンのプッシュ通知で知ることができる防犯アプリが紹介されています。
警察によりますと、去年6月から8月までの3か月間に全道で発生した痴漢を含む不同意わいせつの件数は75件で去年1年間のおよそ40%を占めているということです。
道警函館方面本部生活安全課の石崎隆之課長補佐は、「痴漢や盗撮は重大な犯罪行為で決して許されません。被害に遭ったら周りに助けを求めて下さい。また、被害を目撃したら警察に110番をお願いします」としています。