美瑛町でオーバーツーリズム対策にAI技術を活用

新千歳空港の昨年度の旅客数は、国内線が1988年の開港以来初めて2000万人を超え、コロナ禍で一時はゼロとなった国際線も前の年度と比べて3.1倍に増えるなど、道内の観光はコロナ禍から回復傾向にありますが、課題も浮かび上がっています。そのひとつが、旅行者が集中することで地域住民の暮らしに影響が出る「オーバーツーリズム」です。丘陵地帯の絶景が人気の美瑛町でも、旅行者による私有地の立ち入りなどに悩まされてきましたが、町では最新のAI技術を使った対策が進められています。