札幌大学柔道部員4人 麻薬特例法違反の疑いで逮捕・書類送検

札幌大学の柔道部の学生4人が違法と知りながら大麻とみられるものを所持したとして麻薬特例法違反の疑いで1人が逮捕、3人が書類送検されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。大学はホームページにコメントを掲載し、「厳正に対処するとともに再発防止に取り組む」としています。

捜査関係者によりますと、逮捕、書類送検されたのは札幌市豊平区にある札幌大学の柔道部員4人で違法と知りながら大麻とみられるものを所持したとして麻薬特例法違反の疑いがもたれています。
いずれも警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
また大学によりますと4人は1年生と2年生で現在は全員、柔道部を退部し、このうち、2人はすでに自主退学したということです。
今回の事態を受けて柔道部は先月中旬までおよそ4週間、活動を自粛したということです。
札幌大学はホームページにコメントを掲載し、「事実を重く受け止め詳細を把握したうえで厳正に対処します。このようなことが2度と起きないよう、法令遵守の徹底に努め、全学をあげて再発防止に取り組んでまいります」としています。