釧路高専 鉄道同好会の写真展 道東の作品約20点

釧路工業高等専門学校の学生が撮影した鉄道の写真展が釧路市のギャラリーで開かれています。

釧路市の「おたのしけギャラリー」で開かれているこの写真展は、釧路高専の鉄道同好会の学生が撮影した鉄道の写真およそ20点が展示されています。
写真はJR花咲線や釧網線など道東の路線を中心に撮影したもので、なかでも冬の花咲線を走る列車を撮影した作品は、車両の前面にびっしりと雪をまとって雪煙を巻き上げながら駆け抜ける、寒冷地仕様の列車の力強い姿を楽しむことができます。
また、釧路に到着する直前の特急おおぞらを撮影した作品「黄昏時に」は、長旅の最後に夕日を受けて黄色く輝く列車が哀愁を感じさせます。
このほか、かつて花咲線も走っていた「キハ40系」というディーゼルカーの座席などもあわせて展示されています。
釧路高専鉄道同好会の昌浦優樹会長は「道東は特徴のあるSLや道内でも珍しい列車が走る地域で、そうした珍しさに注目して撮影した。写真展を通じて、地域の人にまた鉄道に乗ってもらうきっかけを作っていきたい」と話していました。
写真展は7月14日まで、水曜日と木曜日を除いて開かれます。