1日午後 札幌駅停車中に快速エアポートのドア誤って開く

1日午後、JR札幌駅に止まっていた快速エアポートの車両で、ホームと反対側のドアがおよそ19秒間、誤って開くトラブルがありました。乗客と乗務員にけがはありませんでしたが、JR北海道はシステムの不具合とみて原因を調べています。

JR北海道によりますと、1日午後3時半すぎ、札幌駅に止まっていた新千歳空港駅行きの快速エアポート132号で、本来なら鳴らないはずのドアが開く際のチャイムが作動したことを車掌が確認しました。
車掌が列車内を見回りましたが、異常は確認されなかったことから、列車はおよそ7分遅れで札幌駅を出発しました。
その後、駅に設置されているカメラの映像を調べるなどした結果、6両編成の列車の先頭車両で、ホームと反対側にあるドア1か所が、およそ19秒間、開いていたことが分かったということです。
乗客と乗務員にけがはありませんでした。
JR北海道は、人為的なミスではなく、システムの不具合とみて原因を調べています。
このトラブルの発覚後、JR北海道は、同じ形式の車両の運行を取りやめた影響で、2日までの2日間に快速エアポートを含む合わせて36本の列車が運休しました。