北斗市でホッキ突き漁始まる

北斗市の海岸で先端に爪がついた道具で海底にいるホッキ貝を突いて船に引き上げる「ホッキ突き漁」が2日から始まりました。

北斗市の海岸は砂地が広がりホッキ貝の生育に適しています。
漁は伝統的な「突き漁」と呼ばれる手法で行われ、漁業者は「ヤス」と呼ばれる先端に4本の爪がついた長さ5メートルほどの道具を使い手に伝わる感触だけを頼りに海底を突いてホッキを探します。
そして、9センチほどに育ったホッキ貝を先端の爪ではさんで船の上に引き上げていました。
漁が解禁された2日は波が高く、漁に出る漁業者が5隻と少ない中でも150キロが水揚げされました。
漁業者の滝本正幸さんは「大漁です。北斗市のホッキは柔らかくてどんな料理にも合うので皆さんにたくさん買って食べてほしいです」と話していました。
北斗市の「ホッキ突き漁」は来年3月いっぱいまで行われます。