旭川空港の無線設備が一時 停電で動かなくなる 羽田便に影響

1日午後、旭川空港で飛行中の航空機に距離や方位を伝える無線設備が停電で動かなくなるトラブルがあり、旭川と羽田を結ぶ便あわせて4便に大幅な遅れなど影響が出ました。トラブルはおよそ2時間後に復旧し、平常どおり運航されていますが、国土交通省新千歳空港事務所はトラブルの詳しい原因を調べています。

国土交通省新千歳空港事務所によりますと、1日午後0時50分ごろ、旭川空港にある飛行中の航空機に距離と方位を伝える無線設備が停電で動かなくなるトラブルが起きました。
この影響で旭川空港を発着する羽田便あわせて3便に最大で2時間程度の遅れが出たほか、羽田から旭川に向かっていた1便は、急きょ、到着地を新千歳空港に変更したということです。
無線設備はおよそ2時間後の午後3時10分ごろに復旧し、その後は、平常どおり運航されているということです。
新千歳空港事務所によりますと、停電の原因は特定できていないということで、トラブルの詳しい原因を調べています。